電子の海でダンスを

ライターの雑記帳。仕事じゃないのでゆるーく書いてます。

『不動産屋さんにすっかり騙されて明日引っ越す物件の契約がこじれ大変なことになりました!!!』その①

 

引っ越しを明日に控えたその日、私はS不動産屋さんのAさんと向かい合い、契約書を読んでいました。

ちなみに、今日契約書を書いていかないと、明日引っ越しはできません。なので、契約書にサインしないわけにはいかないのです。

が。

私はわが目を疑いながら、もう一度契約書を読み直しました。

 

『ペット不可』

 

間違いなくそう書いてあります。

 

私「Aさん……あの、私、犬がいるっていいまいたし、ペット可の物件をお願いしましたよね…?」

Aさん「ええ、わかっています」

私「ペット不可って書いてあるんですけど……?」

Aさん「ああ~それはほら、ちょっとした認識の行き違いです」

私「ペット不可っていう物件に犬を連れていって、大丈夫なわけがない気がするんですけど……私、明日引っ越しして大丈夫なんでしょうか?」

Aさん「それは、あれですね、私とじゅりさんでちょっと認識が行き違っているんじゃないでしょうか、ほら、ペット可の物件にするっていう話じゃなかったと思うんですけど」

私「犬を連れてるっていってる上に犬連れて引っ越すって明言して物件探しに来た私が、ペット不可の物件を頼むはずがないと思うんですが、そう思われなかったという事でしょうか?」

割と冷静に会話しながら、こりゃまずいことになったぞ……と思いつつ、私は先日このS不動産さんに仲介を頼んで物件を探しに来た日のことを思い返していました。

 

 

 

一月末。 

仕事が順調なこともあり、もうちょっと都心に引っ越そう、と引っ越しを決めた私。

色々な都合もあり、2月の半ばに引っ越したかったんですが、もう期日もない!急がなきゃ!

なあんて思いながら、ネットで物件を探していたら、よさそうなのを見つけました。

そこを仲介する、と書かれていたのは、『S不動産』さん。

 

さっそく私はS不動産さんに

「物件みたいのですが」

という電話をかけ、

「いいですよ~ぜひ一度うちに来て下さい」

と言われて、S不動産さんにいくことになったのでした。

 

 訪れたS不動産さんは、山手線あたりにある小奇麗な不動産屋さんでした。

私がみたい物件は、動物可、広くて綺麗でいいところだったんですが、

「持ち主がねこしか飼って欲しくないって言っているし、老人を住まわせたいからちょっと若い人は入居だめです、ですって。特にちゃんとした職業についている人は遠慮したいって言ってるみたいで…」

という一言でNG。

今考えればここでもなんかちょっとおかしいなぁ、そんな条件で断る人いるかなぁ?おとり物件というやつじゃ?とか思えばよかったんですが、私は

「そうかあ~残念」

位にしか思いませんでした。

 

私の担当になったS不動産屋さんのAさんは、とても親切で、見たい物件がダメだったために、

 

私「もう期日がないし、犬もいるので物件がかなり絞られると思うし、今の物件がダメになっちゃったら、私ちゃんと住めるところが見つかるか不安です…!」

 

なんていう私のことも勇気付けてくれて、第一印象は、すごくいい人だなぁと嬉しくなっちゃうくらいでした。

 

ところがどっこい、ここからなんだか変な感じになっていくのです!

今日は眠いからここまで!続きはまた明日~!

肌がやばい!肌をきれいに激変させるヤクルトすごい。

 

というヤクルトから何ももらってないけどヤクルト礼賛記事を書きます笑

 

一か月ほど前、仕事につぐ仕事をしていて、生活リズムが変な感じになっていたもので、肌がいつにもまして荒れあれになってしまいました。

肌が荒れると、やつれた感も半端なくなりますし、みっともないので困るなぁと思っていたところ、ツイッターで見かけたのが、

 

『ヤクルトを夜寝る前に飲んでから寝ると、めちゃくちゃ肌がきれいになる!』

 

という話でした。

半信半疑ながら、安いしやらないよりましだし、本当に肌がやばいので、上手く言ったらもうけものだな、と思いまして、次の日には近所のヤクルトさんの事務所に電話をかけて、ヤクルトレディーさんに来てもらえるように手配した私なのでした。

 

まぁヤクルトそれ自体は、普通にコンビニやスーパーで売っているので、そういうとこでかってもいいかな?

と思ったのですが、ヤクルトレディーさんが来るのは無料ですし、しかもなんと、ヤクルトレディーさん専売の

「ヤクルトと味は変わらずカロリーが半分、そしてヤクルト菌?(乳酸菌だっけ?)は2倍」

という特別なヤクルトの方を頼みたいな~と思ったからです。ちなみに値段はほぼ普通のヤクルトと変わらないです。

 

というわけで、飲み始めて一週間。

 

家の鏡の前の私。

「あれ、肌がすごい綺麗…食生活も睡眠もあんまかわんないのに…」

 

学校にて。

友達「あれー!すごい肌綺麗だね、ファンデーションなに使ってるの?」

私「キャンメイク

 

同じく学校にて

先生「おっ、山口じゅり、肌綺麗になったな、どうした」

私「めっちゃヤクルト飲んだらこうなりました」

私の内心(すごいたった1日の間に肌が綺麗だと2人に褒められたこれは間違いない…肌が綺麗になってる…)

 

というわけで、ヤクルトはききます。少なくとも私にはめちゃ効果ありました。

ほぼ一週間で、肌がめっちゃ綺麗になったし実際2人に褒められたという実録でした。

 

やり方は簡単で、

①夜寝る前にヤクルトを飲む

ただこれだけです。

夜寝る前じゃないとダメだよ!というか夜寝る前に飲むっていうのしかやってないから、ほかのタイミングで飲んだときにどうなるか良くわからないです。

 

あと、あまり詳しくは書きませんが、腸の調子がすごく良くなります。

いろいろ困っている人にはお勧めです。

 

私の友達に、『お通じをよくして肌をきれいにするのに、甘酒をずっと飲んでるんだけど、味があんまり好きじゃなくて辛い』って言ってた友達がいて、その友達に、とりあえず、ヤクルト夜チャレンジをすすめてみましたが、

『甘酒と同じくらい効果があったのでこっちに乗り換えた』

といって喜んでました。

肌以上にお腹的にも効果があるよ!

 

そんなヤクルトチャレンジ、今月の20日に引っ越してから、ずっとドタバタしていて、ヤクルトもかえず、一週間ほど中断していたのですが、ようやく今日ヤクルトが購入できたので再開です。

また肌荒れしてきていたので、再開できてよかった…。

嬉しくて2本飲んじゃった…。

 

そんな報告でした。夜更かしをしているみんな!ヤクルトを飲むんだよ~!!

 

どうかわたしを飼い殺して、という意味

 

飼い殺す、という意味、知っていますか?

実は私、最近までなんとなく知っているつもりでいました。

能力を発揮させないまま手元に置いておくみたいなそんな感じの意味かな~

なんて思っていました。

実はこれ、飼い殺すの一番の意味とは違うんです。それを知ったのはつい最近です。

 

というわけで、答え合わせの前に、

あなたは飼い殺すの意味、ちゃんと知っていますか?

はい、あなた思う、『飼い殺す』の意味をちょっと反芻してみて下さい。

思い浮かびましたか~~

 

 

というわけで飼い殺すの意味、正解を発表します。

じゃじゃん!

 

1 役に立たなくなった家畜を死ぬまで飼っておくこと。

2 本人の能力を十分生かせないような地位や職場に置いたまま雇っておくこと。

 

ちなみに参考はGoo辞書です。

実は『飼い殺す』の筆頭の意味は、

『役に立たなくなった家畜を死ぬまで飼っておくこと』なんです。

つまりこれはどういうことかといいますと、自分にとって何の役に立たなくなっても、価値が減じてしまっても、愛しているからそのまま手元に置いておくという意味になります。……よね!

 

何それ萌える!

ちょっと素敵な言葉ですね……。

これでいくと、私は自宅で飼っている犬を『飼い殺してる』ということになるんでしょうか、あっ、でも奴は家畜ではありませんね、愛玩動物です。

個人的な所感としては、下の妹くらいに思ってますけど。

 

いいなぁ私も誰かに飼い殺してほしいですわんわん!

もちろん2の意味ではなく、1の意味でです!

私を飼い殺してくれるような素敵な人はいないものでしょうか。ふっふふ!

 

私の心臓、取り出しぐちのしるし

 

意味ありげについているあざやほくろって、何だかかっこいいですよね。

中二病的な感覚かもしれませんが、

『もしかしたらこのあざは、何か前世の意味があるしるしとか、私が特別な力を持っているあかしなのかも…』

等と考えたことはないでしょうか。

私はあります。

妹のふとももに意味ありげに薔薇みたいな花の形のあざがついているのを

『なんかいいなぁ』と思っていたことをここに告白します。

きっとみんなも、似たような経験があることでしょう。

 

だってハリーポッターだって額に特別な稲妻型のあざがありますし、南総里見八犬伝だって、主人公たちは特別なあざをもって生まれていますし、意味ありげなあざやほくろに対する中二病的な感覚はきっと万国共通なのでは、という思いがあります。

多分。

 

私が自分で「これは特別感あるな!」と自分に思っているのは、胸の真ん中より少し左側、ちょうど心臓がはいっているところの、心臓の上と下を現す目印みたいに、2つほくろがあることです。

 

上にあるほくろから、下にあるほくろまで、一直線で裂いたら、ちょうど心臓が取り出せそう…。と自分で見ながら常々思っています。

 

ふふ、いつかこれを目印に、心臓を取り出して……なんてことはありません。

自分で書いてて、ちょっと怖くなってきちゃいました。

 

あ、でも、今後の予定として、自分の心臓を差し出すような恋はしてみたいですね。

目印があるから、心臓を捧げる際も、きっと取り出しやすいでしょう。

【今日の犬】 ひょいとベッドに入ってくる・ローストビーフにわくわくする・眠りながらくんくんいう #2

うちにトイプードルがいることは、前に書きました。

 

juriscone.hatenadiary.jp

 

いつも悲しそうな目をした、可愛い犬です。

私をあまりかまってくれないわんこなのですが、今日もその犬の生態を観察し、記録しようと思います。

 

その① ひょいとベッドに入ってくる

犬は基本的にこたつが設置してある場合、こたつで夜はねむっています。

が、昨日は私がベッドに入ったのを見計らって、ひょい!とベッドにやってきて、布団の中にもぐりこみました。

そして腕の中で丸くなって眠っていて、すごくあったかくて可愛かったです。

基本的には寄ってこない犬の、突然のデレ。萌えますね。

 

 

その② ローストビーフにわくわくする

今、私の家には冷蔵庫と電子レンジがないので、基本的にスーパーの惣菜を買っています。

本日はローストビーフが半額だったので、それを買って、家で食べようとしていたら、

犬「………」

何も言わず犬がやってきました。

あげないよ!

いつになく目がキラキラして、しっぽがピンとしていて

『もしかしたら貰えるかも!あとすごい美味しそう!』

という気持ちがビンビン伝わってきます!

でもあげませんでした!

かわりに犬用おやつをあげました!

犬は喜んでいました。どっちでもいいんだなぁ。かわいい。

 

 

その③ 眠りながらくんくんいう

犬は日々まったく吠えません。

無言です。

ほんっとうに吠えません。びっくりするほど吠えません。

が、夢の中では別です。

たまに『わんわん』と『くんくん』の中間くらいの吠え方で、すっごく小さく吠えています。

今日もこたつで熟睡しながら、

『………ゎぉん、ゎぉん、……』と吠えていました。

めっちゃかわいい!!

もっと寝ながら吠える犬を観察しようと忍び寄ったところで犬が半目で起床していました。

ちょっと目が迷惑そうでした。

かわいい!

 

そんな犬の近況でした。

犬の近況は書いていて楽しいなぁ……!

 

体中が痛くて、へとへとです。

 

もう、タイトルの通りです。

体中が痛くて、へとへとになっています。

 

始まりは19日でした。

引っ越しをしようとしていた私は、なんと物件を紹介する仲介の不動産屋さんに騙されてしまったのです。

いやほんとに普通に騙されました。

まさかそんなことがあるなんて!?!?と目を白黒してしまいましたが、意外とあるらしいです…。

仲介先の、おおもとの不動産屋さんが教えてくれました。なんということでしょう!

 

顛末は、ペット可能の物件を紹介する、という話だったのに、19日に契約書をみたらペット不可になっていて、てんやわんやあったのですが、なんと引っ越しは20日に決まっていて、もうどうする…!?

というので、この3年くらいで一番心が擦り切れました。

 

結果的には一応お引越しできたので、まぁよかったよかった、なのですが、引っ越しも重労働で、体力がないけど気力で頑張る派の私は、心も体もへとへとに疲れてしまったのでした。

 

引っ越しの荷物を荷解きする気力も尽きて、とりあえず設置したこたつで眠ってしまい、朝起きたら、体中が痛くて、腰がとってもいたくて、肩もばきばきにいたくなってて、めったに弱音を吐かない私が、

 

『へとへとに疲れて、体中が痛いなぁ』

 

とがっかりしてしまいました。

 

しかも、悪いことに、新居には冷蔵庫も電子レンジもないので、あまり食品が置けない、というか、ほぼちゃんとしたご飯が食べられないということもあり、へとへともマックスです。

 

こういう時は良く寝るに限ります。

今日はゆっくりお風呂に入りましたし、これからお布団でゆっくり寝ようと思います。

 

あと、友達が、

『ねぇ肩とか板みたいに固くなっているから、一度マッサージに行った方がいいよ!』

と紹介してくれたマッサージ屋さんに行こうと思います。

 

 

ふふ、今日はへとへとの報告をしてみました。ちゃんちゃん。

【今日の犬】 友達にばかりしっぽをふる・化粧をしている最中に割って入る・炬燵修理の邪魔をする #1

うちには犬がいます。茶色のトイプードルです。

とても我慢強く、まったく吠えないトイプードルです。

そして、別に悲しいわけではないだろうに、いつも悲しそうな目をしています。

オヤツが大好きで、毎日

「オヤツがでてこないかな?出てくるかもしれない!それまで餌は食べずにまっていよう」

と、普通の餌を一日中食べずに我慢して、どうしてもオヤツが出てこないと確信が持てた深夜に『もしゃ…もしゃもしゃ…』と食べています。

犬の生態は本当に謎に満ちています。いくら観察しても飽きません。

というわけで、最近気になった犬の行動などの記録を付けていきたいと思います。

 

その① 友達にばかり尻尾を振る

犬は結構な年なので、普段はベッドの上やこたつの中などでぐっすり眠っています。

そんなに活発ではありません。また私の側によってくることもほとんどないんです。

 

が、この間うちに初めてきた友達の姿を見るや否や、友達を鼻で嗅ぎながら辺りを飛び回り、めっちゃしっぽを振って嬉しがっていました。

……悔しい……!

私にもしっぽを振ったりしてほしい……!!

 

その② 化粧の最中に様子を見に来る

うちに来た友達は、ちょっと用事があって化粧をしなきゃでした。

私は自分で言いますが、人の化粧が得意なので、友達に化粧を施しておりました。

そして犬はそれをみて、ベットの上で寝ていたにもかかわらず、急に起きだし、私と化粧をされている友達の間にやってきてそっと悲しそうな目で佇んでいました。

めっちゃ邪魔だな!

「何しに来たんだよ~」

とかまおうとして手を伸ばすと、華麗なステップで手を避け、また私が化粧を始めるとそっと寄ってきて二人の間に入って邪魔をするという、なんだろう…?自分も仲間に入れてほしいんだろうか…?

 

その③ 炬燵修理の邪魔をする

友達がとまりにきたので、私は友達にベッドを貸し、自分はこたつで寝ていました。

いや、別に友達来なくても冬は毎日こたつで寝ていますけどね。

こたつは人を入れたら逃さない魔力がありますよね。

 

翌日、友達が、

「めっちゃこたつのねじが緩んでるよ!」

というので、こたつの足を見てみると、もうゆっるゆるです。こたつの足がもげそうになっています。やっぱり毎日こたつで寝てて、寝返りとかでなんか負担を与えてしまったんでしょう。ごめんねこたつ。

「私がねじをしめてあげるよ」

と友達が言うので、友達はねじを締める係、私はこたつの布団を持ち上げる係と分担してゆるゆるになったこたつの足についているねじを締めるという作業に取り組んでいたのですが、ここでやってくるのが犬ですよ。

 

犬「………」

私「めっちゃ犬が寄ってきた!」

友達「すごいじゃまー」

私「ほら、あっちいきなさい」

悲しそうな目をした犬は、追い払おうとした私の手を華麗なステップでよけながら、

犬「…………」

なおも悲しそうな目で私たちの間に入ってこたつ修理を邪魔します。

私「あはは犬は悲しそうな目をしてて可愛いな~」

あまりにも私たちの側にそっと佇んでいる犬が可愛くなってきて、

私「ほら、おいで!」

と手を伸ばしたのですが、

犬「………」

犬は華麗なステップでそれを避け、私たちを見守っていました。

 

それだけです。

犬の近況でした。

犬は可愛いですね…黒目がちな目に虚無を孕んでいるいる風情も、なんか可愛いんですよね…何考えてるかわからなくて……

【本】カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』感想(ネタバレ有)【★★★★★】

主人公の彼女と、彼と彼女の話。

 

主人公の一人語りで始まるこのお話、とても良かった。

 諦念が、オケの重奏低音のようにずっと聴こえ続けているような。

干潟で夕方にひたひたと足が濡れるような、もうすぐ、ここは沈むのだと予感させるような。

読み進めるたびに、そういう不穏な空気が濃くなり、そしてそれは実際にそうで、主人公たちのいる場所の日常性と清廉さが、その不穏さをより際立たせるように思えるような描写が美しかった。

 

まぁ、不穏さは正解です。登場する子供たちは、臓器提供のモルモット、いずれ死ぬ運命と定められているから。

さぁ、その運命から主人公たちは逃れられるのか否か……と書けばスリルサスペンス色が強くなるけれど、実際はものすごく抑圧的な、それも意図的な静けさと抑圧を感じさせる静かな静かな物語でした。

 

親友の彼女は、まるで姉のようです。

彼女は間違いなく主人公が好きだった。愛していると言っていい。家族のような感情で、慰めあい、励まし合いやってきた仲間で、だからこそ、近すぎるゆえの愛と同居する憎しみや嫉妬、つまり姉妹が持つような黒い感情、どうして私にない物をあなたがもっているの?というような憎しみというか、そういうものももっていて。

 

だから彼女は、本来主人公が持つものだろうと思われた、そしてそれは多分主人公にとって非常に重要だったものを、確信的にかっさらい、そして自分の憎しみや嫉妬を隠すための、巧妙な嘘、多分愛にコーティングした行動をとったんだろうと思います。

 

もう一つ言うなら、彼女の嘘はただ嫉妬からだけではなかった。

自分自身の運命の絶望、自分が特別で救われるという幻想を持ちたくて、それを意識的にも、無意識的にも信じたかったんじゃないかなあ。

彼女は後半で主人公に胸の内を吐露したときは、そのことを自覚していたけれど、それまで自覚的であったかは定かではないと思う。旧友たちも、みな知っていたようで、無意識に自分自身に対して隠していたのだから。

自分たちが特別素敵な出自だと信じたかったから。

 

 

終盤で、お姉さんのようにふるまっていた彼女は、主人公が助かる手段があると知って、そしてそれを主人公たちがやらないのだと知ってやってきます。

 

『許して。私はあなたのものを奪ったの。あなたの生きるチャンスを奪った』

 

この瞬間からの彼女の立ち位置の逆転は実に鮮やかでした。

強気な教え諭す姉の仮面をかぶり、主人公に依存していた自分を捨てて、嫉妬や絶望や憎しみも持っていた醜い自分をさらし、ある意味主人公の下へ降りる。

主人公を救うために。

 

『あなたを助けたいから、わたしは、自分のすべてを認める。あなたにもっとも知られたくない羨望や嘘や嫉妬を、あなたにひらく』

 

彼女が自分のプライドも何もかも、かなぐり捨てた瞬間が、わたしを離さないでの鮮やかなクライマックスだと思えました。

私は彼女の凄烈さが美しいと思いました。ああ、綺麗だなあと思ったんです。

様々感情を持っていた彼女が、最期に選んだのは、自分を守ることでもなんでもなくて、兄弟同様に育った主人公を助けようとすることでした。

たとえ自分が助からなくても。

 

感情的な起伏のない(それは多分主人公がそうだからなのですが)、静謐な物語の中で、このワンシーンがいやに鮮やかで頭に残っています。

 

 

あと、私は読んでて全然気が付きませんでしたが、この記事はすごく興味深かったです。

うーむ、こういう視点からも読めるんですね。言われてみれば確かに…!という。

勉強になりました。

mess-y.com

 

 

関係ないですが、わたしを離さないで、の日本語の文字のおき方もなんだかこの話にぴったりきますよね。

『離』という感じを真ん中にして、あちらとこちらに離れ離れになっているものたちが、何だか呼び合っているように思えるもので。

 

 

星は★5です。

ラストの緩急が、私のハートにぐっさり刺さりました。

基本良作は★4以上ですが、ぐっさり刺さった場合、★5です。

ツボってやつですね!

 

電話の中の、偽物の私の声

 

電話から聴こえてくる声って、相手の本当の声ではないんですね。

ついこの間知って、とてもびっくりしました。

 

電話口から聴こえる音声は、その人の声質にとてもよく似ている、偽物の声なんだそうです。

 

私たちが電話すると、数千種類(インターネットをちょっと検索したら、約2500種類って書いてありました)のサンプルの中から、電話した声の主にもっともよく似た合成音声が選ばれます。

そしてそれが、電話先の人に音声として伝わるという仕組みです。

 

なんで本人の声じゃなく、合成音声を使うかといえば、一人一人の声をそのまま再現していたら、回線が重くなって、電話がパンクしてしまうからなんだそうですよ。

 

つまり、電話から聞こえてくる相手の声は、実は相手の『本当の』声ではないし、電話の向こうへ話す自分の声も、相手には『本当の』自分の声としては伝わらないのですね。

電話から聴こえてくるのは、本当は機械がつくった、合成音なんです。

 

不思議です…。

私の留守電に残された音声をきいてみても、良く知った友達の声や父や祖母の声で間違いないように思えるのに、これは本当の彼らの声ではないんですね…!

 

もし自分の声のサンプルの番号が何番かわかるなら、知りたいなって思います。

あるいは大事な人たちのサンプルの番号も知りたい。

 

いなくなった人たちの何から忘れてしまうかって、声からじゃないかと私は思うのです。

声を忘れて、写真がないとはっきりと顔を思い出せなくなって、いなくなった人たちのよすがを私たちは忘れてしまう。

 

だから、もし私がいなくなってしまったら、誰かに頼んで、私の声のサンプルの番号を使ってもらって、私の大事な人に、時々電話をかけてほしいなと思います。

ふふ、そうしたら忘れられないでしょうから。

 

あるいは、私の大事な人がいなくなってしまったら、私は大事な人のサンプル番号の声で、誰かから電話をかけてもらいたい。

ああ、そうだった、こんな声だった、

大好きなあの人は、こんな声だったなって、時折思い出すために。

 

 

冷凍保存おすすめ10選◆実は冷凍保存できる食材。キノコ、肉、菜ものに魚卵、一人暮らしなら冷蔵じゃなく冷凍だ!

こんにちは。

元気な山口じゅり()です。

友達がしばらく家にいたのですが、うちの冷凍庫にはいってるパンを見て、

「ちょっとパンって冷凍できるの!?」

と驚いていたので、

「パンは冷凍できるよ、あとキノコと肉と野菜と菜ものに魚卵に」

と豆知識を披露していたところすごく役に立ったと好評だったのでブログにも書くことにしました。

 

個人的に、できるだけ食材は冷蔵よりも冷凍したほうがいいと思っています。

冷蔵よりも冷凍の方が、鮮度は保たれ、美味しく長く使えるようになるので便利です。私は特にものぐさだし気まぐれな方なので、食材をうまく使い切るのも上手じゃないですし、昨日買った食材を、朝になったらやっぱり食べたくなくなって食べない、なんてことをやったりするので、とにかく長期保存できた方が便利なんです…。

買い物に行くのも面倒ですし。

 

というわけで、実は冷凍保存できる食材をおすすめ順で発表したいと思います。

 

その① キノコ類

キノコは全て冷凍できます。

あと、冷凍すると栄養価が上がります。キノコを買ったら、そのまま冷凍庫へぽいっと入れるのがおススメ。3か月は持つし、まぁ多分それ以上持つでしょう。

使うときは冷凍のまま炒めたり煮たりするとすぐ解凍されます。

 

その② ご飯(白米、玄米問わず)

ご飯は炊いたらすぐに冷凍しましょう。

1日2日経過してから冷凍すると味が落ちてしまいます。炊き立て冷凍なら、美味しさも落ちず、美味しく食べられます。

レンジでチンして解凍しましょう。

 

その③ パン(食パン、菓子パン問わず)

とりあえずパンはなんでも冷凍できます。

私はよく近所であんぱんがセールになっているのをまとめ買いして、冷凍庫につっこんでおき、気が向いたらおやつにしています。

3か月以上は持つ気がしますし、まぁこれもキノコ同様、それ以上持つでしょう。

総菜パン全般試しましたが、どれも冷凍→レンジでちん、あるいは、トースターで焼く

で美味しく食べられました。

レンジを使うときは、加減に注意。あたため過ぎるとパンがすぐに固くなってしまいます。

 

その④ シソ、ホウレンソウ、春菊、小松菜等の菜もの

菜ものは袋に入れて冷凍すると使いやすいです。

使うときは冷凍のまま調理しましょう。

冷凍すると、植物の中の固い細胞壁が壊れるので、味がしみやすいのもおすすめポイント。

 

その⑤ 魚卵(うに、いくら、筋子、たらこなど)

魚卵ならなんでも冷凍できます。食べるときは食べる分キッチンばさみでぱっちんと切って、あったかいご飯の上に乗せれば解凍できます。

間違ってもレンジでチンとかしないこと。煮えてしまいます。

 

その⑥ 魚

魚はなんでも冷凍できます。

まぁ魚卵が冷凍できるんですから、魚は言わずもがな、ですよね。

調理の際は、解凍せず、冷凍されたまま使うほうがいいかも。

私はよく鮭とかタラとか冷凍していますね。

 

その⑦ チーズ

冷凍するとチーズの時をとめることができます。どんなチーズでもだいたいOK。

解凍するときは自然解凍で。

賞味期限ぎりぎりのチーズを大量買いして冷凍庫にストックすると、なんだか幸せな気持ちになります。

 

その⑧ 肉類(牛肉、鶏肉、豚肉、鴨肉など)

肉はなんでも冷凍できます。

ただし、買ってきたパッケージのまま冷凍すると、冷凍庫の中で肉が乾燥してしまうので、注意です。

肉のパッケージは、空気の通気性非常によく、そのまま冷凍庫に入れると、肉が乾燥してしまいやすいのです。

できれば、入れ物を移し替えて冷凍したほうがいいですね。私はめんどうなのでやりませんが。

 

その⑨ ルーを使った料理(カレー、シチュー、ハヤシライス等)

ルーを使った料理はなんでも冷凍できます。

そのままだと冷凍しにくいので、お皿にラップを敷き、その上にルーを盛り付け、冷凍庫へ。

その後、ルーが凍ったら、冷凍庫からお皿を回収する、という方法を取るとルーを冷凍しやすいですよ!

 

その⑩ グラタンとドリア

グラタンとドリアで別に項目を作っても良かった気がしますが、自分の中でこの2つは仲間だという気がするので、まとめました。

料理したグラタン、ドリアはラップをしてお皿ごと冷凍庫へ。

市販品を買ったなら、そのまま冷凍庫へGOです。

 

さて、みなさま参考になったでしょうか?

冷凍は本当に便利です。

うちの冷凍庫はキノコとチーズとグラタンとシソが良く入っています。

 

 次回は、賞味期限が大幅に切れていても、食べて死なない食材でも特集したいと思います。

【本】分断の作法・仲の良かったご近所同士を憎しみ合わせる簡単な方法 #2

 

さて、昨日、こちらの記事にて、

juriscone.hatenadiary.jp

『書くと決意して今日で4日目、これで最低限3日坊主ではなくなったわけです』

と書きましたが、間違えていました。

3日余裕で超えていました。すでに6日ほど連続で書いていました。

でも私、ぼんやり生きているので、うっかりまだ3日も書いていないと勘違いしちゃってました…。大丈夫か私。

というわけで、連続一週間以上ちゃんと記事を書けていたということに、少し自分を褒めたい気分になってきます。

 

しかし、メンタリストDaigoさんの放送と、および最近読んだ『グリッドやりぬくなんとか』みたいな本によると、

『60日くらいつづけて初めて習慣化がなされる』

ということなので、とにかくもう2か月頑張ろうと思います。

まだ習慣化されてないんだろうと思うので…。頑張れ私。

 

さて、そんなわけで昨日の続きです。

外交官の彼が、平和な国に赴任した……と思いきや、その国は突如不穏な空気となり、ついに内戦が勃発してしまった!命からがら逃げ出した彼は、日記に

『平和な国で、内戦が勃発するまでの経緯』を書いていたのであった……

 

というような話でしたね。

彼の書いた内戦が勃発するまでの経緯は、とりもなおさず、

『仲の良かったご近所同士に、武器をとらせ、憎しみ合わせて殺し合いをさせるための方法論』

でもありました。

 

 

まず、平和な国で殺し合いを始めさせるには、2つのステップがあります。

 

その1『相手と自分の違いを主張し(中身の正確さは問わない。嘘でもOK) その後に「なので、我々とは違う人間である」と結論付け公に主張する』

 

あいつらは我々と違い、髪の毛が黒いから、我々とは異なる人間だ

あいつらは我々と違い、肌の色が白いから、我々とは異なる考えをする

あいつらは我々と違い、髭を生やす習慣があるので、我々とは違い野蛮である

あいつらは我々と違い、帽子をかぶる習慣があるので、同じ人間ではない

あいつらは青い目の我々と違う色の瞳をしているので、我々とは異なる人間である

あいつらは我々と違い、魚を食べるので、野蛮だ

 

例にするとこんな感じです。

『①あいつらは我々と違い、○○なので、②自分たちと同じ人間とはみなさない』

というメッセージを発信するんですね。

確かこの本では、「テレビの出演者や、ラジオのコメンテーターがそのようなメッセージを発信していた」と書かれていたように思います。

ちょっと考えれば、自分たちと外見的な特徴や習慣が違うからといって、相手が人間的な考えを持たない、ということはありえないと思いますが、まぁでもこんな感じのメッセージの発信から始まります。

 

え~?そんなに影響されるもの?なんて思うかもしれませんが、この件に関しては、

『青い目、茶色い目』

という良著があるので、読める人は読んでみてもいいかもしれません。

青い目の子と、茶色い目の子に

『青い目の我々と違い、あいつらは茶色い目をしているので、同じ人間ではない』

『茶色い目の我々と違い、あいつらは青い目をしているので、同じ人間ではない』

というメッセージを発信する実験を学校で行った結果について(というか、そんなことを学校で実験できるのが外国はすごいなぁ)書かれた本です。

ちょっとした実験なのに、もう面白いように、青い目の子どもたちと茶色い目の子どもたちが分断され、分断と差別によって行動力や学力のみならず、子どもたちの精神が大きくむしばまれていくさまは圧巻です。

それによって教師を見る目までが変わっていくという面白いけど空恐ろしい本です。お勧めです。

 

 

その2「あいつらは、我々と違う事で、不当に利益を得ている(それが本当か嘘かは問わない)と公に主張する」

 

ステップの2段階目は、利益が絡んできます。

あいつらは我々と違う。そのことによって、我々が得ることのできない利益を得ているし、我々はそのせいで損をさせられている!

というようなことを言うわけです。

『あいつらは我々にない特権を得ている!』

ということですね。

それは嘘でも本当でもかまいません。とにかく、特権を得ていると主張することに意味があります。

 

さて、ステップ2まで書きましたが、そろそろ平和な国に内戦が勃発しそうな空気が漂ってきた気がしますね。大事なのは、公の場所でこれらの主張をすることです。

公の場所で主張しないと、なかなか内戦は起きないみたいな感じで書かれていたような気もします。

とにかく、ステップ1もステップ2も、公共の場所で公に主張されれば、それが本当でも嘘でも、内戦の空気感が高まってくるのだそうです。

 

そして、誰かの

「やつらをやっちまえ」の言葉で、内戦が始まっちゃったんですよね。

こんな簡単なことで、隣人同士が殺し合いしちゃうの!?

と子ども心にびっくりしました。

 

もうちょっとこの話については感想があるのですが、それはまた後日で。

 

 

 

 

【本】分断の作法・仲の良かったご近所同士を憎しみ合わせる簡単な方法 #1

 

こんばんは。

毎日書くと決意して今日で4日目、これで最低限3日坊主ではなくなったわけです。

ちょっとうれしい…。

 

子どもの頃、色々な本を読んでいました。

その読んだ本の中に、日本の外交官の人が書いた、毎日の日記みたいな本がありました。

タイトルはもう、ずっと昔のことで、思い出せません。

 

ただ一つ、明確に記憶していることがあって、私がまだ子どもだったせいなのかもしれませんが、

「全編にわたってすごく普通に日記で、あんまりおもしろくない……まじ日記……」

という感想をもったことを覚えています。

いえ、かさねて言いますが、すごく子どもの時に読んだので、そこに書いてあった世界の情勢とか、外交的な話とかに、興味を持てなかった、いや、もっというなら、そもそも子どもの頭で理解するのが難しかったという事情もあるのかも。

今読んだらすごい面白いかもしれないので、その本が本当に面白くないかどうかは判断できないです。

 

ですが、その外交官の人の毎日日記の中で、たった一つだけ面白いなぁと思った話があって、全部の話に興味が持てなかった分、そのお話を明確に覚えています。

今日はそれを書こうかなぁと思います。

 

『昨日まで仲良くしていた隣人たちを憎しみ合わせ、武器を持って殺し合いをさせるための方法』

 

それが、本に書いてあった中で、私が一つだけ覚えている、興味深く恐ろしい話なのでした。

 

外交官という仕事は、外国へ行ってとどまり、お仕事をすることです。

本の中の外交官も色々な国へと赴いていました。

その中の一つの国でお仕事中に、内戦が始まったわけです。彼は、一つの国の中で、

『内戦が始まっていない平和な時間→対立が始まる不穏な時間→内戦ぼっ発』

という過程をつぶさに見て、日記につけていました。

つまり、昨日まで仲良しだった隣人同士が、対立し殺し合いまではじめる過程を日記に書いていたのです。

 

内戦が始まるまでは、その国の人たちは普通に仲良くしていました。

それがどうやって対立していったかというと、私たちの日常にもつながるごくありきたりな方法で、

『わ、これはどこの国でも内戦や国内での分断は起こせるんだ…』

と子ども心に驚きだったのですが、それが、その眠い…

ので、続きはまた明日書きます。

 

それでは、おやすみなさい。

 

立っているだけで苦しくて、全部私が悪いような気がする。自尊心と自己肯定感が低い人のためのレッスン。その2

juriscone.hatenadiary.jp

 

この続きです。

『自尊心と自己肯定感を上げるための方法』は、

『お皿に料理を盛る』

という話でした。

 

そんな馬鹿な、と思うかもしれませんが、お皿に料理をもって食べる、というのは、自分自身に対して、丁寧に接する、ということをあらわす行為です。

 

自尊心や自己肯定感の低い人は、自分で自分を大事にしません。

例えば食べるという行為をとっても、私の観測している範囲ですが、お皿に盛りつけずにフライパンから、鍋から食べるなんていうことを、たまにではなく日常的な行為として行っている人、相談者さんの中に少なからず見かけます。

 

人は、自分自身に対して、丁寧に接したり、優しく接すると、自己肯定感があがります。

とても些細なことかもしれませんが、お皿に料理をもって食べると、自分の自尊心や自己肯定感に良い影響があるのです。

もっというなら、綺麗なお皿に、見栄えを考えて盛り付けて、素敵なお箸やスプーンで、「いただきます」と言って食べるくらいまですると、すごくいいですね。

 

簡単に言うと、自分を大事に思っていなくても、自分を大事にするという『行為』からはいるということです。つまりは形から入るという事でもありますが、実はこの形から入るというのは意味があります。

 

暗い人に、明るい色の服を着せると、通常に比べて人との距離を縮めやすくなり、明るく振る舞うようになる、なんていう研究があります。

人は、思っていなくても、自分のやった『行為』『形』に心が引っ張られます。

自分を大事にするという気持ちがなくても、たとえ形から入った自分に優しい行為であっても、人の心は自分で自分のことが好きなんだと勘違いをしてくれるのです。

 

自分に自分で丁寧に接するというのは、自分の精神的なものを良くします。

 

ちょっと納得がいきましたでしょうか?

 

それでは、今日の自尊心と自己肯定感が低い人のためのレッスンはおしまいです。

また何か思い出したら、書くことにしましょう♪

 

 

立っているだけで苦しくて、全部私が悪いような気がする。自尊心と自己肯定感が低い人のためのレッスン。その1

 

こんばんは。

タルムードの言葉が大好きな山口じゅり(@toukajuri)です。

タルムードの中に、

『正しい選択と悪い選択があった時、正しい選択ができるというだけでは賢いとはいえない。

悪い選択が二つあるとき、よりましな方を選べるのが賢いという事である』

なんて言葉があります。

賢いって奥が深い!

他にも愚者と賢者の定義の話とかなかなかに面白い言葉が沢山あるので、タルムードの言葉は大好きなのですよね~。

 

それはさておき。

 

私は占い師、カウンセラー(この2つの仕事って、根本的なところは結構共通してるんです)なんてことをしているので、仕事柄、色々な困りごとを抱えた人に会うのです。

 

その中でも、解決がなかなか難しいのが、漠然と『生きているのがつらい』という人たち。

 

そういう人には特徴があって、例えば、

・言い返せばいいと言われても、言い返せない。相手が悪い場合でも、自分は悪くないって言い返せない。

・トラブルがあった時に、自分が悪くなくても、全部自分が悪い気がする。

・自分がつまらなくてちっぽけで、たいした人間じゃない気がして、気持ちが落ち込んで仕方がない。

・自分さえ我慢していれば、万事うまくいく気がする。

・毎日が憂鬱。

・褒められても、何かたくらみがあるんじゃないかと考えてしまう。褒めを素直に受け取れない。

こんな感じです。これを読んで、自分あてはまってる!って思った方はいるかな?

 

どうして上記のような気持ちになったりするのかと言えば、基本的には

『自尊心と自己肯定感が低い』

ということにつきます。

つまりは、自分を自分で大切に思う気持ちが少ないということですね。

 

こういう人それぞれに、困っている原因が多種多様にあり、解決法も一つじゃないので、個別に相談をきいて解決方法を探っていくのが基本ではあると思います。

 

が。

 

このブログを見てる誰かは今すぐ私に相談できるわけじゃありません。

そもそも、私に相談したいと思っている人も少ないでしょう。

しかし、私はこのブログを読んでる人に少しでも元気になってほしいと常々思っています。

なので、勝手ながら、今日は自分一人でも簡単に実践できて、誰でも今からすぐにできる、『自尊心と自己肯定感を上げるための方法』を、一つ提案したいと思います。

 

 

方法はとても簡単です。

 

『ご飯をお皿に盛る』

 

ただこれだけです。この方法、自尊心を高めるだけでなく、実はダイエットにも効果があることがわかっています。

あー待ってくださいばかばかしいと思いましたね!?

そんなくだらないことって思わないでください、これにはれっきとした理由と効果があるんです。

 

それについては、明日お話します~!

(今日は眠たくなってきた)

【映画】君の名は。感想 #2【★★★★☆】

 

昨日に引き続き、君の名は。の感想です。

脚本として、『彼女の父の説得』に言及しないのは破たんしているのでは、というお話です。

この説得部分の説明をしない、ということは、ストーリーを展開していく肝の部分についての説明をしないということでもあり、ストーリーの中で、はっきりと見える大きな欠点、大きな穴になっているんです。

説明がなされるべき部分に大きな穴がある以上、脚本的には不足しているわけで、通したストーリーが破たんなく展開しているのか?という見方をすると、この映画は完全で素晴らしい!とは言い切れない。

観終わった後、これでいいのだろうかとちょっと思いました。

 

が、結論としては、きっとこれでいいんだろうな、と思いました。

私も何かを書いたりしているので、どうしても脚本的な破綻のなさや整合性、気持ちよさを優先して評価する傾向があります。脚本が破たんなく展開していくのは、すごく気持ちよく感じるのです。

でも、それは個人的な私の好みであり、脚本の破たんがないということが、映画の面白さや楽しさをすべて決定づけるものではありません。

君の名は。という映画は、ボーイ・ミーツ・ガールの物語で、この二人が、協力して問題を解決していくこと、そして淡くて匂いたつような恋愛の美しさを描くことが主軸だったように思います。

そうであれば、最優先で見せるべきは、二人の心の動きややりとり、近づいていく距離とドキドキであって、脚本的な破たんのなさや、整合性ではないんだろうなとも思います。

そして、現実的な問題として、映画全体を眺めた時に、『父と彼女』や、『父と彼女』の話にも焦点を当て、『彼女の父の説得』まで時間を割いていくと、2時間ではおそらくおさまらなくなったでしょう。

というか、おそらくこの『父と彼女』の部分、もともと何らかの脚本的な言及があったようにも思います。なんでかっていうとあまりにもがっつりと穴になりすぎていて、こんなにも穴として見えやすくあるということは、元々あった何かをごっそり削った痕のように見えるからです。

それを、多分シナリオをまとめていったとき、必要なものと必要でないところを分けて、削られていったんじゃないかなぁと思うのです。

この削られたなという形跡はほかにもあって、たとえば序盤の序盤、二人が入れ替わったということが判明したところで、それを受け入れて月日がたっていく描写は、カレンダーでさくっと描写されます。ここも、もとは何かあったんじゃないかなぁと思いました。

脚本的に破綻のない、というところを目指さず、映画がもっとも描きたかった、『彼と彼女』に焦点をあて、絵の描写としても美しく、お話としても力を入れて描き切った君の名は。は、人々の心に残る映画になり、だからこそ、興行的にも大成功となったんでしょうね。

いい映画でした!

 

というわけで、★4つです。誰とみても楽しめる良作です。

 

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