電子の海でダンスを

ライターの雑記帳。仕事じゃないのでゆるーく書いてます。

【本】分断の作法・仲の良かったご近所同士を憎しみ合わせる簡単な方法 #2

 

さて、昨日、こちらの記事にて、

juriscone.hatenadiary.jp

『書くと決意して今日で4日目、これで最低限3日坊主ではなくなったわけです』

と書きましたが、間違えていました。

3日余裕で超えていました。すでに6日ほど連続で書いていました。

でも私、ぼんやり生きているので、うっかりまだ3日も書いていないと勘違いしちゃってました…。大丈夫か私。

というわけで、連続一週間以上ちゃんと記事を書けていたということに、少し自分を褒めたい気分になってきます。

 

しかし、メンタリストDaigoさんの放送と、および最近読んだ『グリッドやりぬくなんとか』みたいな本によると、

『60日くらいつづけて初めて習慣化がなされる』

ということなので、とにかくもう2か月頑張ろうと思います。

まだ習慣化されてないんだろうと思うので…。頑張れ私。

 

さて、そんなわけで昨日の続きです。

外交官の彼が、平和な国に赴任した……と思いきや、その国は突如不穏な空気となり、ついに内戦が勃発してしまった!命からがら逃げ出した彼は、日記に

『平和な国で、内戦が勃発するまでの経緯』を書いていたのであった……

 

というような話でしたね。

彼の書いた内戦が勃発するまでの経緯は、とりもなおさず、

『仲の良かったご近所同士に、武器をとらせ、憎しみ合わせて殺し合いをさせるための方法論』

でもありました。

 

 

まず、平和な国で殺し合いを始めさせるには、2つのステップがあります。

 

その1『相手と自分の違いを主張し(中身の正確さは問わない。嘘でもOK) その後に「なので、我々とは違う人間である」と結論付け公に主張する』

 

あいつらは我々と違い、髪の毛が黒いから、我々とは異なる人間だ

あいつらは我々と違い、肌の色が白いから、我々とは異なる考えをする

あいつらは我々と違い、髭を生やす習慣があるので、我々とは違い野蛮である

あいつらは我々と違い、帽子をかぶる習慣があるので、同じ人間ではない

あいつらは青い目の我々と違う色の瞳をしているので、我々とは異なる人間である

あいつらは我々と違い、魚を食べるので、野蛮だ

 

例にするとこんな感じです。

『①あいつらは我々と違い、○○なので、②自分たちと同じ人間とはみなさない』

というメッセージを発信するんですね。

確かこの本では、「テレビの出演者や、ラジオのコメンテーターがそのようなメッセージを発信していた」と書かれていたように思います。

ちょっと考えれば、自分たちと外見的な特徴や習慣が違うからといって、相手が人間的な考えを持たない、ということはありえないと思いますが、まぁでもこんな感じのメッセージの発信から始まります。

 

え~?そんなに影響されるもの?なんて思うかもしれませんが、この件に関しては、

『青い目、茶色い目』

という良著があるので、読める人は読んでみてもいいかもしれません。

青い目の子と、茶色い目の子に

『青い目の我々と違い、あいつらは茶色い目をしているので、同じ人間ではない』

『茶色い目の我々と違い、あいつらは青い目をしているので、同じ人間ではない』

というメッセージを発信する実験を学校で行った結果について(というか、そんなことを学校で実験できるのが外国はすごいなぁ)書かれた本です。

ちょっとした実験なのに、もう面白いように、青い目の子どもたちと茶色い目の子どもたちが分断され、分断と差別によって行動力や学力のみならず、子どもたちの精神が大きくむしばまれていくさまは圧巻です。

それによって教師を見る目までが変わっていくという面白いけど空恐ろしい本です。お勧めです。

 

 

その2「あいつらは、我々と違う事で、不当に利益を得ている(それが本当か嘘かは問わない)と公に主張する」

 

ステップの2段階目は、利益が絡んできます。

あいつらは我々と違う。そのことによって、我々が得ることのできない利益を得ているし、我々はそのせいで損をさせられている!

というようなことを言うわけです。

『あいつらは我々にない特権を得ている!』

ということですね。

それは嘘でも本当でもかまいません。とにかく、特権を得ていると主張することに意味があります。

 

さて、ステップ2まで書きましたが、そろそろ平和な国に内戦が勃発しそうな空気が漂ってきた気がしますね。大事なのは、公の場所でこれらの主張をすることです。

公の場所で主張しないと、なかなか内戦は起きないみたいな感じで書かれていたような気もします。

とにかく、ステップ1もステップ2も、公共の場所で公に主張されれば、それが本当でも嘘でも、内戦の空気感が高まってくるのだそうです。

 

そして、誰かの

「やつらをやっちまえ」の言葉で、内戦が始まっちゃったんですよね。

こんな簡単なことで、隣人同士が殺し合いしちゃうの!?

と子ども心にびっくりしました。

 

もうちょっとこの話については感想があるのですが、それはまた後日で。

 

 

 

 

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