読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

電子の海でダンスを

ライターの雑記帳。仕事じゃないのでゆるーく書いてます。

『不動産屋さんにすっかり騙されて明日引っ越す物件の契約がこじれ大変なことになりました!!!』その④

 

 

juriscone.hatenadiary.jp

 

続きです。

 

ぷるるるーぷるるるー

私は携帯で天下の不動産屋、カポ(父のあだ名)に電話をかけていました。

 

カポ「どうしたんだ急になんだ」

私「突然ですが、不動産屋さんでこじれまして、カポの知識をかって確認したいことがあるのですが」

カポ「はいはい」

私「引っ越しに当たって、ペット可の物件を探して欲しいって不動産屋さんに行って、そういう物件を紹介してもらって、今日実際物件の契約書にサインしようとしたら契約書にはペット不可って書いてあってですね」

カポ「ははは大変だな。それはペット飼えないぞ」

私「わかってます。

例えば素人が不動産業者さんの説明をきいて、契約書等をつくり、話が行き違いだったみたいなことになった場合って、たしか法律では全部不動産業者さんが悪いということになるんでしたよね?前にカポの仕事の契約の研修に行ったときにそういう風になっているって勉強した記憶がありますが」

カポ「まぁ大体そうだ。だが、それは重要事項説明書にサインする前に限っての話だ。とりあえず今やっちゃいけないのは契約書みたいのにサインはするな。特に重要事項説明書には絶対にサインするな。いいか」

私「わかりました。まだ何にもサインしてないしハンコも押してないので大丈夫だと思いますが……。

あと、今回のトラブル、頼んだS不動産屋さんのAさんは『僕は全部説明した』っていってるんですけど、不動産屋さんとお客さんで言ったいわないのトラブルになった場合、トラブルの責任は不動産屋さんのせいということになりますよね、確か」

カポ「まぁそうだろうな」

私「それなら、明日引っ越しなんですけど、その引っ越しができなかったことにまつわる金銭的な損害等って、S不動産屋さんに請求できますか?」

カポ「うーん、契約前だからな…その辺は難しいかも知れないが、お前の言っていることが本当なら相当問題だから、宅建協会と管轄の不動産協会に通報するっていえば、その不動産会社も通報しない代わりに保証をしてくれる可能性もなきにしもあらずだが正直わからん。

まぁあれだ、お前も知っての通り、通報すれば業務停止をくらうはずで、それはどこの不動産会社も嫌がるから、多少は交渉できるかもな」

私「うわーん私は今すぐ問題を解決したいんです~。通報しても今日今すぐ解決しないじゃないですかぁ~明日引っ越しができない~~」

カポ「はははがんばれ」

 

がちゃ。

電話を切って、とりあえずカポにもいますぐこの問題の解決は不可能、ということが分かりました。あとやっぱり、後々になりますが、S不動産さんとAさんには責任を問えそうだということが分かりました。

このトラブルが解決しなかった場合、法律上では悪いのは不動産屋さんになるという確証が得られただけでもとりあえず十分です。

 

それにしても、こうやって思い返せば、引っ越し前日ではなく、もっと早くに契約書を確認しに来ておけば、こんなぎりぎりでトラブルになって胃が痛くなる羽目には陥りませんでした。

私のバカバカ!

そもそもトラブルが起こるわけないと思っていたので、もっと早く契約書を確認しようとかも全然思いませんでした。次から気を付けよう…契約書はできた段階ですぐに確認しよう……。私は反省しました。

しかし、今考えれば、担当のAさんもどうして引っ越し前日に契約書確認しにおいで、なんていったんでしょう。もっと早くこいっていったっていいじゃないですか。

もしかしてこういう変な契約書作っていたのがわかっていたから、サインせざる終えないように期日的に追い詰めにかかったのでは……なんて私もだんだん疑心暗鬼になってきます。

が、

『まーそんなことかんがえてもしゃーない』

と私は気持ちを切り替えました。

気持ちを切り替えたところで、ようやく席を立っていたAさんが戻ってきたのでした。

 

 

もどってきたAさん「ペット不可の物件に犬を連れて入った場合におきたトラブルを、うちが責任を取るようにしてくれ、ということですが、それはやはり無理です。

でも、ちょっと聞いて下さい」

私「はい」

Aさん「あの、ペット不可というのは、犬や猫の話であって、うさぎや鳥や、そういう小動物なんかは、ペット不可のペットに入らないんです。

私は、あなたのわんちゃんがすごく大人しくて、犬というよりはうさぎや小動物に近い扱いで十分だと思ったので、今回の契約書を出したんです。だから大丈夫です」

私「この物件、小動物なら大丈夫なんですか?」

Aさん「はい」

契約書を熟読していた私「この契約書、ペット不可って書いてあるだけではないんですよ。あの……こっちの詳細な条項のところに『8、犬猫不可。うさぎ、爬虫類、鳥、小動物すべての動物の飼育を禁止する』って書いてあります。

Aさんの言っていることと違うじゃないですか。この物件、小動物だってNGです。

どんな動物も一切飼えません」

私は、仕事柄契約書はとにかく熟読したうえで確認をするタイプなのですが、今回は本当にそれが良かったと思いました。

良く読んでなかったら、もしかしたら、このAさんの小動物扱いにすればいいじゃんという甘言に騙されていたかもしれません。

「一体私はどうしたらいいんでしょうか?というか、Aさん、どうするおつもりですか?」

Aさんは、いやーと言いました。

私は本当にどうしよう…と押し黙りました。

口を開いたのはAさんでした。

 

つづく!