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電子の海でダンスを

ライターの雑記帳。仕事じゃないのでゆるーく書いてます。

【イベントレポート】『若手ライターはいかに生き残るのか2』に行ってきました #1

peatix.com

先日、「若手ライターはいかに生き残るのか2」というイベントに行ってきました。

 

何で行ったかって?そりゃ若手ライターだからさ!

 

……と言いたいところですが、これは半分あっていて、半分違います。

 

私は米光一成さんのファンなのですが、その方が登壇されると聞いていたから行きました。

米光一成さんを知らない人のために説明すると、あの超有名なぷよぷよを作った人です。

で、この方は「バロック(BAROQUE)」というゲームも作っていらっしゃって、私はずっとずっとバロックが大好きだったのです。人生の半分くらいの年月めちゃファン!

それで米光一成さんがイベントをされるときいて、

『わたしもいっちょライターだし行ってこよう!』

と思ったと、そういうわけです。半分はただのミーハー心で米光一成さんにお会いしたかったのです。

 

もっというなら、私はタロット占い師なのですが、米光さんは本を出すくらいタロットに精通しており、タロットで物語をつくるなんていうこともしていらっしゃるので、そういうあたりでもどんな方なのか実際にお会いしてみたいな~と興味がありました。

 

あとは、私がライターとして今現在仕事をもっと伸ばしていきたいけど、いまいち思うようにはいかないな~と悩んでいたタイミングだったし、とにかくそういうわけでイベントへ行ってきたわけです。

 

 

今回のイベントでお話しされるのは、米光一成さんと、青柳美帆子さん、井上マサキさんのお三方。

イベントは18時30分に始まり、受け付けはその一時間前の17時30分からでした。

きっと混むだろうから(チケットが瞬殺で完売していたので)早めにいこうと思ってはいたのですが、私は担当している自分の仕事原稿が予定通りに終わらなかったため、結局会場には18時30分に到着するはめになりました。

会場はもう満員御礼状態で、いっちばん前の4席しか空いていなかったので一番前に座りました。

真ん前過ぎて恥ずかしい!!

と思いましたが仕方ありません。自業自得というやつです。

 ちなみにその4席(私がきたから3席か)もその後30秒くらいで埋まりました。危なかったぜ。

 

 

以下自分にとって興味深かったお話メモと自分の感想です。

 

・読者モライターについての話。

「ネットやSNSの出現によって、ライターの仕事が『読モ』みたいなものに近づいている」

という記事の話がちょっと話題にのぼりました。

 

私は初めて知ったんですが、概要を聞くと、いわゆる、『芸能人以外の職種のタレント化問題』という話ではないかと思いました。

インターネットによって、どういう仕事の人であっても、割合に誰でも他の目に触れる機会をえた現代では、これは致し方ないんじゃないかなぁと思いますし、悪いことじゃないとも思います。

イベントの中では、個人のブランディングといういいかたをされていたけど、実際その通りだと私も思ってます。

 

テレビや雑誌のみが主力な情報源としてあった時代は、ブランディングする個人は、タレントくらいだったわけです。

いわゆるメディアに露出するタレントは、必ずブランディングしています。いってみれば、メディアに露出する個人をブランディングすると、タレントに近いものになっていくわけです。

 

現在だと、今までテレビや雑誌くらいだったメディアに、『インターネット』というものが追加されていて、タレント、つまりは芸能人という仕事以外の人でも、メディアに露出するようになったわけですよね。

ライターはもちろん、今まで裏方に徹するだけで良かった声優さん、料理人さんや、社長さんといった人たち、店員さんとか美容師とか、とにかく誰でもインターネットに出られちゃうわけです。

しかも、すべての仕事が、インターネットと切り離せない現代ですから、いってみれば、すべての仕事、職種において、タレント化がありうると言ってよいでしょう。

 

テレビ雑誌に出なくたって、インターネットでの露出があれば、誰でも有名人化しますし、有名人化すれば、芸能人として扱われていきます。

インターネットでの露出によって、テレビ雑誌に出るようなタレントに近くなればなるほど、その人がどういう仕事をしているかにかかわらず、有名人、芸能人という扱いになるでしょうし、その中間あたりの露出であれば、いわゆる読モ的な扱いになっていくんだろうなぁと思います。

それはいいとか悪いとかではなく、個人のブランディングの結果であり、私はいいことなんじゃないかな~と思いました。

ライターでいえば、あの人だから読みたい、って言われるってことですものね!(例としてヨッピーさんの話とかでていました)

「それにしても読モといういい方は秀逸ですね」と登壇者さんたちがおっしゃっていましたが、芸能人と一般人の中間的なものを『読モ』と端的に表したセンスは、私もすごいなーと思います。めっちゃキャッチ―ですし。

 

 

・ライターとして頭一個抜けて売れて収入を増やしていくには?

これはすごく知りたいなぁと思っていました。

ちゃんとオリジナルで企画も考えられて書けるライターは、どういうタイミングで、どのくらいの時間がかかって売れっこになるんだろう……と私は常々思っていました。

イベントでのお話では、タイムラグがあるという回答で、継続的に仕事をし続け、クオリティをきちんと保っていれば、一年~一年半くらいで売れていくんじゃないかという予測、大変に興味深かったです。

確かに私の実績と重ねてもそういう部分はあるかも……。

というかもっと頑張ろう私。

 

 

・ライターは写真撮影できると重宝される

ほんとこれ。

インタビュー取材のときとか予算がないと撮影もライターがやってくれとか割と言われます。

あと、記事に乗せる適当な写真がない時

「なんか適当な写真撮ってきて」

とか言われることもあるので、写真が撮れるとライターは重宝されます……笑

 

・アクセス数のある記事は実は意外なものだったりする

なんとびっくり。

井上マサキさんがご自身のサイトで書いた記事で、アクセスが一番多かったのは、

「アイフォンの電源の切りかた」

まさかこれが一番とは、とご本人もおっしゃっていました。

ライターさんは、あたりまえすぎると思わずに、いろんなことを書いていくのがいいのかもしれません。自分が当たり前と思っていることでも、情報を探している人はいるのかも……。

 

・自分の得意分野を7つ作ると重宝されるライターになる!あとその7つの分野の見つけ方

分野をどうやって絞るか、ということですね。

例えば、ただ映画について書けます、というのではなく、「女性目線から見た映画」とか、アニメについて書けます、じゃなくて「少女革命ウテナなら無敵!」みたいな感じがいいみたいです。

確かにそれだけ絞られていればお仕事がきそう……!

 

そして、得意分野の判断基準は

「それで一冊本が書けそうかどうか」

というところで考えても良いかもとのこと。

本を一冊かぁ……私だとタロットのこととかかなぁ……?あとポーカーとか…犬とか……。あ、ストーリープロットの作り方、なんかもできますね。

あとは古典邦楽…あれです、お箏とか三味線のことに関しては多分すごくいける。

 

とはいえ、そういう特化した分野で強みを7つとは、なかなかに難しいですね。

好きなことをたくさん増やさなきゃ!と思いました。

 

 

・女性ライターはスカート丈に気をつけろ!男性ライターはスーツだと印象に残るかも!

個人的にはめっちゃ参考になりました。

インタビュー等のとき、どういうライターさんを呼ぶか、という話で、どこかの編集さんが、『スカート丈を心配しなきゃならなそうなライターさんは呼ばない』というような感じのことをおっしゃっていたらしい……。

確かにインタビューどころじゃなくなりそうですもんね。

まぁそれはともかくとして、きちんとした格好をするに越したことはなさそうです。

 

男性ライターでは、スーツを着ていくと、ライターの人は業種柄あまりスーツ姿でこないこともあり(確かに自分の友達の男性ライターさんとは全員そんな感じ)、

「あのスーツの方」

と印象に残るため、仕事に有利かもしれない、ということでした。

 

ここから私は、『パンツスーツを着用した女性ライターは最強なのでは?』という解答を導き出しましたが、あっているかどうかはわかりません。

でも今度パンツスーツを買おうかなと思いました。

 

 

・ちゃんとした仕事は、どうやって自分から探せばいいのか

ここでいうちゃんとした仕事とは、まぁギャラがちゃんとした仕事ということです。

これは意外と自分から求めても大丈夫そうとのことでした。

私はイメージ的に、自分から探した仕事って単価0,8円みたいなあり得ない提示をされるのでは(世の中では良くきくので……)と思いましたが、探し方によるそうです。

いろいろとご紹介いただきましたが、

アオシマ書店』アオシマ書店 - 電子書籍の情報サイト -

こちらが良いんじゃないかと紹介されておりました。

ライターの仕事が定期的に紹介されています。

実際見てみましたが、すごく良い……。私もいくつか応募しようかと思いました。

 

あとは、エキレビ!さんは持ち込みOKとのことでした。

そうか…持ち込みすればいいのか…!

ちなみに、『持ち込みする際は似たような記事がないのか、ちゃんとチェックしてから書いて持ち込みするといいよ!』とエキレビの編集長さんがおっしゃっていました。

こういうの、意外と当たり前のようでいて、できていないライターさんも多いかもしれません。持込み時は注意ですね。

 

 

履歴書にかけない経歴が、ライターだと強みになるしそれで仕事来るかも?

例えば、男性で育休をとった、とか、ブラック起業でメンタルを壊したとか、自分が発達障害とか、趣味で七大陸最高峰を制覇したとか、そういうやつです。

実は当日、

イラクの戦闘機に関して詳しい人を募集!」なんていうニーズもあったりして、これも履歴書にはかけませんけど、めっちゃイラクの戦闘機マニアでした、みたいなのも十分すぎる強みになるのかも。

ライターっていろんなことしてたり、マニアックな知識があると有利かもしれませんね。

一般的な世界ではあまり求められない知識や、ネガティブなことでも、お仕事になるってことかもしれません。

 

 

・世の中には全NIPPONパワポカラオケ選手権という愉快なイベントがある。

まったく本筋とは関係ありませんが、イベント内でアドリブでプレゼンするという愉快な企画が紹介されていて、めっちゃ参加したいと思いました。

多分2017年参加すると思います。

どういうものなのかの詳細は下記を読んで下さればわかるかと。

 

第三回 全NIPPON パワポカラオケ選手権 | 原宿ヒミツキチオブスクラップ

 

すごいな……。完全にクレイジーだぜ……めっちゃ楽しそう。

 

・完全に余談。ライターの集合体の中にいると、やや凹む

会場で仲良くなったライターさん 「ねぇ、こういうイベントに来るとさ、自分より仕事できてるし経歴もある人がいっぱいいてなんか落ち込みません?私正直おちこむんですけど」

私「それな」

 

確かになんか凄い人ばっかりで凹みます。イベントに来るときはつよいこころが必要です!

 

 

以上、イベントレポートでした。

 

私は大変に奥ゆかしいファンなので、通常自分のすごい大好きな有名人の方を見かけたり、仕事で会ったりした際に、

「サインください」

とか、

「握手してください」

とかは絶対にやらないのですが、

イベント後の交流会、酔った勢いで、米光先生に

「バ、バロックがずっと大好きでっ……!ファンですっ…!握手してください……!」

っていって握手してもらえたのがハイライトでした。

そこかよ!って言わないで下さい……。

一番興奮しました……。

 

というわけで、とても勉強になる素晴らしいイベントでした。

半年後に『若手ライターはいかに生き残るのか3』をやるというお話だったので、それを楽しみに待ちたいと思います。