電子の海でダンスを

ライターの雑記帳。仕事じゃないのでゆるーく書いてます。

【ブログ】トイアンナさんの離婚のことと親御さんと友達。

私は、最近友達に

「ね、東京に来て、私の家の近くに住もうよ。

なんでかっていうと、私が君と東京で遊びたいし、君は才能あるから素敵な仕事を紹介できるし、あと一緒に小説書きたいし、東京はイベントごとが沢山あるしお金が稼げるし、実はとにかく君にいてほしいっていうワガママからなんだけど、どう?」

というお誘いをしていました。

友達は、

「まぁ君は有言実行だしねぇ。考えとく」

と笑っていたのですが、先日

「いいよ、そっちにいくことにしようかな」

と、ついに前向きな返事をくれたんです。

 

でも、先日

「親がね、どうも反対しているっていうか、いい顔しない。どうかなみたいなこと言う…。

私、もうぜんぜん子供じゃないのに、子供みたいな扱いをするし、心配だからって行くなみたいな感じ」

とアンニュイな感じで言っていたので、私はむっとしました。親に。

 

私「君の親御さん、失礼を承知で言わせてもらうけど、付き合いの長い私の知っている限りで君の心配をしたことなんか今の今まで一度もないどころか、君に面倒事ややっかいごとを押し付けて親子逆転してたのに、今更心配だって?

…いや、心配? 良く言ったもんだよ、心配してるんじゃない、心配という形をとって、自分たちが不安だという責任を君に押し付けてるだけじゃないか。

親だったら、子どもが羽ばたこうとしたら喜ぶものなのに、押し込めようとするなんて!しかも君には才能があって色々なことができるのに、それをおしこめてなにが楽しいんだ…!」

 

と憤ってから

(言い過ぎた)

と思いましたが、

 

友達「そうねぇ…まぁとにかくそういう感じだけどねぇ」

 

と言いつつ来てくれる感じだったので良かったです。

と、本題はそこじゃないです。

 

友達の親御さんは、愛に見せかけて愛じゃないのです。

心配というけど、心配じゃない。手元に娘がいなくなったら、自分たちをどうにかしてくれる人がいなくなってしまうという自己保身から心配を口にしたのが私は腹立つなぁと思うのです。

そして、娘の才能や力量を伸ばすことより、とにかく自分たちを守ることを最優先することも、大人げないなぁと私は思うのです。

ただ、こういう親御さんって、けっこういる。

 

で、先日トイアンナさんのこの記事を読みました。

 

toianna.hatenablog.com

 

この記事を読んで、ぼんやり考えました。

胸が痛い。これは、私の友達と同じ話だ。

 

この人は、子供のころから親に利用されてきたのだ。

役に立たなければ存在を許されなかったし、わんわん泣いて迷惑をかけることも許されなかった。

親を満足させる強さは求められたけれど、親を煩わせる弱さは出すなとしつけられてきたんだ。

あなたは、あなたのままいていい、と言われなかったのだ。

自分の要求を伝えることは、許されなかったのだ。

 

戦えるということは、役に立つということだ。

それ以外ができないということは、その人の人生の時間の多くが、

『お前は役に立たなければ存在を許さない』

と突きつけられ続けた時間だったという事だ。

それをしいたのはきっとトイアンナさんの親だと思う。私はそれが赦せない。

 

吠えてかみつく犬は、

人から殴られた犬だけだ。

人は殴るものだと思うから、徹底的に戦わなければ気が済まなくなる。

 

吠えてかみつく犬の心は、

『私は世界が恐ろしい』

と震える小さなか弱い子犬だ。

 

私は、彼女がとても柔らかく弱く、震えている人間に見える。

そして、彼はそれを知っている。

彼女が柔らかく弱く利用しやすいことを見越して、

「あなたが強いから別れは仕方ない」

と、彼女がもっとも反論できない理由で自分の要求を通したのだ。

反論を封じて、彼の悪い部分を視えないようにして、「ああ、私の女としての至らなさが別れを招いたのだ」と彼女が思うように仕向けたのだ。

 

私が一つ思うのは、別れた後に手を繋いだとあるところ、

もし彼女から手を繋いだのなら、彼女は心の中で、みえなくてもまだ、わんわん泣いている。いなくならないでと泣いているのだ。

もし彼から手を繋いだのなら、彼は最低だ。彼女の弱さを巧みに利用して、わかれたくせに、自分が悪者にならないよう、細心の注意を払ったのだ。

 

泣いても、泣かなくても明日が来るというのなら、

泣いてしまうのが正解だ。

 

でも、それができないのもまた、柔らかく弱い人間なのだ。

 

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