電子の海でダンスを

ライターの雑記帳。仕事じゃないのでゆるーく書いてます。

特別展「神に捧げた刀」国学院大学博物館に膝丸とソハヤノツルキウツスナリの写しを見に。これで無料…!?3/16までなので行こう!

国学院大学特別展「神に捧げた刀」見に行ってきました。

東京・渋谷の国学院大学博物館(正式には國學院大學博物館)で、刀の展示があると聞いて行ってきました。↓これね!

museum.kokugakuin.ac.jp

膝丸(薄緑丸)とソハヤノツルキノウツスナリ(の写し。それにしても写しの写しってなんか不思議な感じですよね)が見たかったからです。

なにしろ私は刀剣乱舞を愛する審神者だから!

 

展示は2019年1月22日~3月16日まで。

【入館料】無料

【開館時間】10時~18時(入館は17時30分まで)

【場所】〒150-8440 東京都渋谷区東4-10-28 國學院大學博物館

 

國學院大学と言えば、戦前から日本の民族的なものを研究することでナショナリズムの高揚を行っていたこともあり、日本の祭祀、神社についての詳しい研究者を多く輩出するところです。

結論を言えば、日本の民俗学っぽいのにすごく強い。そこでの力の入った企画展だから期待大!なのですが、なんと無料…ありがたや…申し訳ないほどにありがたい…。

 

入ってすぐ、実物大の薄緑丸(膝丸)やソハヤノツルキノウツスナリ(写し)が。

というわけでレッツゴー!企画展とコラボしたグリーンカレーなどがあるのがちょっと笑ってしまうのです。

 

で、入ってすぐ。刀の実物大のポスター展示!平日なのに人が多かったです。人気を思わせる……写真を撮っている人がたくさんいたので、その隙をついて撮影!

 

こんな感じです。アップ左右。

 

こうやってみると小さく見えますが、私と友達の手で比較してみると、その大きさがわかります。

これだけ大きいものをどうやって振るうのか、刀を扱える人ってすごいですよね…。

 

薄緑丸(膝丸)、実物大ポスターアップなど。

薄緑は実は全国にいくつかあるらしい。

有名なのは京都大覚寺の膝丸ですが、こちらは箱根神社の薄緑です。

すらりとした姿、切っ先が細く上品で、京都にある鶴丸写しにも似ている感じです~。今回の展示の刀の中では小さいですが、それは比較しての話であって、振るうには大きい…と思いました。

 

こちらは國學院大學博物館のツイッターより。

 

 

ソハヤノツルキウツスナリ(の写し)、実物大ポスターアップ。

で、こちらはソハヤの写しの写し。写しの写しとはややこしや。

昭和に宮入昭平さんという方がうつしたもの。割合どっしりしつつ切っ先細く、バランスが面白いですね~。

ソハヤノツルキウツスナリは徳川家康のお気に入りだった刀です。

個人的に好きな韴霊大刀(ふつのみたま)写しも。

こちらは日本神話にでてくる有名な三種の神器のうちの一つ、

草薙剣(くさなぎのつるぎ)にならぶといわれる、韴霊大刀(ふつのみたまだいとう)……の写しです。明治に写したもの。北澤八幡神社秘蔵。

面白いのは、通常の刀とは異なり、曲がった内側が刃になっているんです。形が特徴的。

 

この写しのおおもとの、韴霊大刀は石上神社にあり、石上神社の敷地内禁足地(神聖だから入っちゃいけない場所のこと)での発掘で見つかった由緒正しい霊刀。

たくさんの写しが作られたことでも知られています。多分人気があったんでしょうね、建国神話にかかわるし。この太刀、初代天皇である神武天皇が持っていた太刀なのです。

 

 

勉強になったことなど(中は撮影禁止だったので)

・刀剣の格付けは、昔から伝統的に本阿弥家が行っている(能の本阿弥とは関係ないみたい)

・後期の鶴岡奉納刀は表面がキラキラ(へし切長谷部みたいな)してどっしりしている。

・神話では、刀を神の依り代として扱うこともあれば、刀そのものを神として扱うこともある(審神者的にはなんか萌えますね)

例えば、20年ごとに社をたてかえする伊勢神宮は、それに合わせて太刀も2振り奉納する。

この2振りを玉纏御太刀(たままきのおんたち)、須賀利御太刀(すがりのおんたち)といい、2振りは神そのものを象徴していると皇太神宮儀式帳に記載あり。

皇太神宮儀式帳について

・刀を神として扱うようになったのは、古墳時代から。

 

今回行ってみて思ったのは、非常に見どころのある展示でした。3/16日曜日までなので、刀が好きならあと2日以内に絶対に行ってほしい気持ち。

私はアンケートに、

『寄付するレベルでよかったので、次回もこういう刀の展示をやるなら、募金できる箱とか置いてください』

と書いておきました。それくらいよかった!

美しい刀とともに、資料も充実していたよ。こちらは國學院大學博物館のツイッターから。

 

 

 

 

 

 

 

 

刀以外もよかったです。

今回企画展メインで見に行きましたが、常設展示もすべて無料だったのでそっちもみてきました。

常設展、2時間あってもめぐりきれないくらいの充実ぶりでした。古墳時代の土器、矢じり~天皇に連なる有栖川家で使われていたアイテムまで、いろいろある~!

すごいなと思ったのは、縄文土器も縄目の種類、縄目を付けた縄そのものの見本と、その縄で模様を付けるとどんな模様になるのかの土器のかけら見本60種類くらいを引き出しでずらっと並べたもの。こ、縄目一つでこんなにヴァリエーションが…!あとこういう展示は初めて見た!

 

そんなわけで行ってきたレポートでした。

みんなもいこうぜ!

 

 

 

 

 

 

 

 

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